Inori Minase LIVE TOUR 2023 SCRAP ART の振り返り
ぱだちゃです。水瀬いのりさん 2023年度のライブツアー(兵庫・宮城・神奈川Ⅰ・神奈川Ⅱ)に参加してきたので、毎年恒例1の感想を書きます。推敲してないのでだいぶ乱文ですが、公開しないのもなんか気持ち悪いので晒します。
ライブ本編の感想だけ読みたいオタクは、ここからどうぞ
各会場の感想
兵庫公演: ワールド記念ホール
いのりさんの関西でのライブで使われたのは今回が初。関西の箱事情詳しくないのですが、おそらく関西屈指のキャパシティを誇るホールだと思われます。
厳しいことを書くと、兵庫公演はなかなかに過酷な環境でした。キャパシティと空港からのアクセス以外いい思い出がない…
竣工からの年数が感じられる見た目、内装であり、会場周辺のトイレ事情も悲惨なもの2でした。
この日はまだ残暑も厳しく、物販も待ち時間・待機列もおそらく全公演で最長だったと思います。ラバーバンド一つゲットするためだけに1時間~1時間半は、ホールの敷地をぐるっと一周並ぶ必要がありました暑さ対策で半ズボン半袖で行ってしまったので、その間に7か所蚊に襲撃されました3。
座席はアリーナの一番後方のブロックでしたが、床は卒業式の時に体育館に引く緑色のシート、座席はパイプ椅子に席番号が張られただけの簡素な設営で、クソデカ体育館という印象でした。というのも、そもそもが音楽ホールではないので仕方ないのですが。ステージ上のいのりちゃんのお顔は肉眼ではほぼ観測不可能で、双眼鏡ですら豆粒だったのが残念です。通路側だったので思う存分暴れられたので、まぁヨシとしましょう(笑)4
音響は良くもなく悪くもなく。。今後なんらかのイベントでここが使われることになったとしたら、個人的にはその公演は私はパスですかね5。
宮城公演: 仙台サンプラザホール
安心と信頼の仙台サンプラザホール。HH、glow に引き続き、宮城公演では3年連続の開催となります6!あまりに人口に膾炙された感想になりますが、円形すり鉢状の座席配置でどの席からでも割とステージに近いです。
私はこの会場と非常に意気投合気が合う馬が合う のか、3年連続で良席をご用意していただけました。今年は1階Lゾーン前から3列目の端だったかと思いますが、ここはヤバかった…。
まず、端なので左隣には気を遣わず動けるというメリットがありますが、とにかくセンターステージと近い近い!2~3m 先にいのりちゃんやバンドメンバー(いっふぃーさんとみっちーさんが近い)が普通に立ってました。さらに、ステージ袖って曲の途中でいのりちゃんが長く滞留するので、近くの時間を長く味わえるんですよね。普通に目は合いましたし7、肉眼でお人形さんのような可憐さ、華奢な体つき(なんかキモイな)、工夫が凝らされた衣装を、網膜に焼き付けることができ、本当に感無量の座席でした。
座席について残念な点があるとすると、レフトスピーカーのド真ん前でライブ用耳栓がないと失聴確定なことと、幕間映像や「アイオライト」の紗幕演出8を横からのぞき見するような角度でしか見られないことですね。それでも、メリットがデメリットを圧倒的に上回るので、サンプラザホールのアリーナ前方端席は個人的に当たりですね👏
終演後の私は、複数のオタクに「はぁ… ガチ恋でいいよもう…」みたいな謎発言を繰り返してた記憶しかないです。
神奈川公演: ぴあアリーナMM
みなとみらい地区にある割と新しめの箱。金かけてる感はそんなにしないけど、2月のオダイバ音楽祭9でここのアリーナを経験したことがあって、音響の良さと座席が気に入ったので両国国技館で催された町民集会2023で 2Days ライブ開催が発表された際は、マスク越しに叫んでしまった。
今回のライブツアーでは1日目が 3F スタンド席最後列、2日目は 2F スタンド列3列目とアリーナではなかったけれど、どちらも通路側だったし高くから会場全体を見渡せる位置ではあったので大きな不満なく楽しめました。隣を気にせず暴れられるし10、トイレは行きやすいしで通路側は神ですね。
肝心の音響はやはり期待通りで、ライブ用耳栓を装着するとポップス用のホールとしては横アリに並んで11国内最高峰のレベルにあると、個人的には思います。横浜はキャパが大きく音響の良い箱が目白押しなので、近隣にお住まいの方は羨ましい限りです。
SET LIST
兵(兵庫公演)、宮(宮城公演)、MM1(神奈川公演1)、MM2(神奈川公演2)
Opening Movie
M1. スクラップアート
M2. identity
M3. brave climber(兵・宮・MM2)/リトルシューゲイザー(MM1)
MC1
M4. 僕らだけの鼓動
M5. クリスタライズ
いのりバンド紹介(ピュアフレーム)
M6. アイマイモコ
M7. 運命の赤い糸
MC2
M8. くらりのうた
M9. あの日の空へ
幕間映像(図工の時間 with SAツアーにまつわるインタビュー)
M10. アイオライト
M11. कूटस्थ
M12. TRUST IN ETERNITY(兵・MM2)/HELLO HORIZON(宮・MM1)
MC3
M13. 約束のアステリズム
M14. Million Futures
MC4
エモムービー
M15. Well Wishing Word
M16. While We Walk
M17. Winter Wonder Wander
MC5
M18. 僕らは今
EN1. Shoo-Bee-Doo-Wap-Wap!
EN2. Future Seeker(兵・MM1)/ ココロはMerry Go Round(宮・MM2)
MC6
EN3. Ready Steady Go!
W-EN. Catch the Rainbow! (MM2)
曲ごとの感想
M1. スクラップアート
セトリ先頭にツアータイトル曲持ってくるなんて、誰が予想できたでしょうか12。兵庫公演では計り知れないほどの衝撃を受けました。いのりさんはフードを被り、モニター付きの高台に乗ってご登場。この時点で今回のライブツアーは、演者と観客の間にあえて一線を引いて魅せる、というコンセプトが受け取れました。一曲目の緊張感も多少影響していると思いますが、これまでになかった少し張り詰めたような空気感で新鮮味を感じました。
M2. identity
首を長ーくして identity の回収を待っておりました👏👏👏
スクラップアートのカップリング曲『クータスタ』が個人の内面を掘り下げるようなテーマであることから、関連して identity や リトルシューゲイザーが連想されますが、ちゃんとセトリ入りしてくれてホッとしました。
identity といえば就活生時代に進路に関して色々と迷っていたあの頃、何度も聞いて勇気づけられた曲です。
「千の道の中の唯一正解なんて選べないよ」「正解なんて知らないまま探した方が面白いから」「正解じゃなくても私なんだ」
水瀬いのり『identity』(詞: 松原さらり)より
identity のテーマである「正解」。いのり楽曲らしい哲学的な歌詞の数々は、自分の人生にとって「正解」とは何かということに囚われていた自分に気づかせてくれた恩人であり、もはや座右の銘レベルです。
某有名町民さんも呟いていましたが、サビ前「掴めるような気がした」のテンポが、CD音源とは異なっていましたね。つーかーめーるーよーなーきーがーしーたーと音符が全て等しい長さに聞こえましたが、伝わってますかね? 正直、従来の「つ」と「か」が詰まったようなリズム、めちゃくちゃ歌うの難しいです。
M3. brave climber(兵・宮・MM2)/リトルシューゲイザー(MM1)
正直に言います。brave climber、全いのり楽曲の中で一番好きです13!私がいのりさんのファンになったのはCtRより半年ほど後なので、生で聴きたくて聴きたくてそれはもう悶々とした日々を過ごしておりました。流石にSAツアーでは、クータスタ先輩もあるし、絶対歌うだろうと確信のようなものを持って臨みましたが、序盤での登場で感謝感激雨嵐。
間奏のギターソロのかっこよさと続くCメロ14、から大サビに繋がる流れ、狂いそうなくらい好きです。。CtR アルバムなど他の曲が強すぎて若干影に隠れてるの本当に勿体なすぎるとは個人的に思います。中野領太さん、あなたに Ultimate ありがとうを贈ります…
リトルシューゲイザーの方もいのり歴が浅い私は初回収でした。神奈川公演1日目、2次受付みたいなので運良く取れましたが、もし落としてたらリトルシューゲイザー回収できなかった訳で、本当に運よく運が良かったです(シンジロー)。流石に 1st ライブの歌唱とは随分レベルアップしていて、いのりさんがこの曲に込めた想いがものすごい解像度でと胸に迫ってきました。「間違いだとしても何度泣いても 誰も強くなんてなんかないけど 踏み出すんだよ」の部分は泣かないまでも序盤にしてジーンとなってしまいましたね。。
MC1
1.5着目はお腹周りとか脚とか布面積小さめだったのか、MCでは言及されずなかったことになってて草でした15。恥ずかしがってるところも可愛いです。
M4. 僕らだけの鼓動
glow アルバムの新曲から唯一セトリ入り!brave climber / リトルシューゲイザーで感傷に浸った会場を再度加熱していきます。うろ覚えだけど「できるだけ遠く、それもちょっと違う」のところの振り、すごく良かったです。それにしてもスーパーおばちゃんタイム、延々に脳内再生余裕ですわホント。
M5. クリスタライズ
YD! YD! クリスタライズ強すぎー!!!! Foo!
… 正直なところ演出的にはハロホラの時のクリスタライズが好きだけど、今回は声出しできたので個人的にはすごく盛り上がった。ツイッターでも書いたけど、「燐光の spectra」、大声張り上げたのに誰もコールしてなくて泣いちゃった。別にコール信者というわけではなくて、振り付けや表情を双眼鏡で楽しむのもありだと思うので、クリスタライズは地蔵容認派。
いのりバンド紹介(ピュアフレーム)
ピュアフレームとバンド紹介の相性、意外にもバッチリ👌だった。HH仙台から始まったいのりバンドの色決め、すっかり定着しましたね16。フッフーさん、自分が参加したすべての公演で煽るだけ煽って最後はシンバル一発叩いて終了だったのが地味に面白かった。あと、仙台公演ではバンマスのみっちーさんとベッフィーイッフィーさんがカッコ良すぎて、セクシーすぎて、完全にメス化しました。どうもごちそうさま😋
M6. アイマイモコ
今回のツアーで一番セトリ入りが予想できなかったのコレかも、というのも今年の町民集会で歌ったばかりだったので。よく考えたら、運命の赤い糸が確定の時点で同じゾーンに入れるわな。単純にいのりさん自身がアイマイモコ贔屓なところあると思います17。とにかく M6, M7 の衣装がガーリーで可愛かったし、ステージ袖の滞在時間も長めだったので、仙台公演は無事にガチ恋しました。危ねえ、片方だけ書いた婚姻届、ファンレターに紛れて投函するとこだった、っベー(絶対にやめましょう)。
あとあれ、何かとほっぺに手を当てる仕草すき。可愛いと思ってやってるのかもしれないけど、実際可愛いのでこれからもお願いします。
M7. 運命の赤い糸
リリースからツアーまでの間が短かったこともあって聞きこめてなかったな、というのは正直感じていた。アイマイモコで恋に落ち、運命の赤い糸で結ばれ、WWWシリーズで比翼連理、という完璧で究極の、俺といのりのストーリー18。長文書くのが不粋なほどに破壊力抜群すぎた(語彙力)
MC2
各公演でいのりバンドの一人一人にを尋問、じゃなかった深堀りしていくいのりバンドオタク救済コーナー。神奈川1日目のイッフィーさん、いのりちゃんに詰められてタジタジ、中学生時代の私そのままで胸が痛みましたよ。やめてください、マジで。。何かとバンドメンバーと付き合いが悪く、なかなか自己開示しないイッフィーさんを「後でお説教」するといういのりさん。それに対して「いいなぁ」「俺もー」のコールは流石に笑いました。そして、衣装紹介からクラゲを連想させ、しっとりとした雰囲気のまま『くらりのうた』に繋げるというMCはお見事でした。
M8. くらりのうた
くらりライトの電池蓋を開ける精密ドライバーを紛失し、栄養失調状態に陥ってしまった私のくらりちゃん。無期限休養に入ったので、今回はブルーのキンブレでの参加となります。
割と脳死で聞いてたので19あまり覚えてないですが、とにかく癒しでした。バックモニターの演出(水中や泡の表現)、照明、舞台演出が想像以上に凝っていて、視覚的にも楽しめたのかなと思います。
M9. あの日の空へ
聞くところによると、町民集会2018以来ということでなんと5年ぶりのセトリ入り。ミドルチューンのいのり陰ソング(勝手に命名)といえば、これとソライロ、いつもずっと、茜色ノスタルジア、水彩メモリーあたりがありますが、あの日の空へも含めて、すごい歌にいのりちゃんの素が出てる気がするんですよね。基本暗い性格だとは本人も度々おっしゃっていますが、それゆえ歌の表現がものすごく自然でアーティスト活動初期から無理をしている感みたいなのがないのが良いと思っています。なんか表現が拙くてアレなんですが。。もういっそミドルチューンだけで暗ーいライブやってほしいです20。
白を基調としたバックモニターの映像も素敵でしたよね… これもレコーディングから相当日が経っているので、基本は前向きな曲なんだけどものすごくセンチメンタルで油断すると泣いてしまいそうな、不思議な魅力に再度気付かされました。
幕間映像(図工の時間 with SAツアーにまつわるインタビュー)
CtR の幕間を彷彿とさせる、インチキとごまかしと嘘とテキトーで塗り固めたいのりさんの図画工作コーナー!兵庫公演は失敗しようがないビーズアート作り、宮城公演は「つ」で始まる感じの毛筆、神奈川公演1日目はちぎり絵、2日目は絵の具でお絵描き? だった記憶です。いのりマーメイド怖かわいすぎた()
各公演でお題は全部違いますが、振り返ってみるとぶっちゃけアートの内容は個人的にはどうでもいい気がしてきました。というのは、合間合間の回想形式のインタビューの内容がすごくいい重要なことを語ってくれていたので、それが聞けただけでも価値があったからです21
M10. アイオライト
今回の個人的映像演出部門準優勝作品です。紗幕にプロジェクターで額縁を投影し、その裏にいのりさん自身が動く「アート」となりながら歌い上げるという粋な演出でした。いわゆるプロジェクションマッピングというやつですね。しかし、仙台公演は最左端の席でしたので、自分から見えるスクリーンは急角度、スクリーンに映るものはすべて歪み、演出効果は全くわかりませんでした!笑
ということがあるので、ライブツアーはぜひ複数公演応募して、1回はスクリーンに正対した席を確保したいものです。
リリース当初はあんまり刺さらなかったけど、映像と衣装のおかげで化けたっていう印象ですね。
M11. कूटस्थ(クータスタ)
個人的映像演出部門優勝作品。MVP!
スクリーンに映し出された大きな円が白黒に点滅したりモザイクになったりと、曲進行に応じて周りの光と陰を携えて絶え間なく変化。その様子はさながら皆既日食のようですが、この謎オブジェクトが表すものとは… 解釈は人それぞれあると思いますし、ここで自分の考察を述べるとそれだけで1記事になってしまうので控えておきます。
クータスタのCD音源は「ふーん、いいじゃん」くらいで聞いていたのですが、歌詞を読み込んで繰り返し聞いて初めて込められたメッセージの強さに気づいた系オタクです。アイオライトよりクータスタの方が好きな人、隠れキリシタン並みに多いと思ってますよ。
M12. TRUST IN ETERNITY(兵・MM2)/HELLO HORIZON(宮・MM1)
両曲の共通点は何かなと考えてみると、単純に少しの声出しor拍手ポイントがある曲であることに気づきました。トラエタはイントロでのハイ!ハイ!、ハロホラは「ハローイエス」22で次の曲に備えて喉を温めるゾーンなのでしょうか。トラエタもハロホラもMVが壮大で好きです。
MC3
衣装紹介(太もも露出アシメデニムスカート with 360°腹チラ)。声出し曲歌う宣言。
M13. 約束のアステリズム
約アテに関して、大多数のいのりオタクと異なるであろう意見を書きます。この曲って、私の中では声出しでブチ上がるっていうより曲の世界観に浸ってひたすらおセンチ23する曲なんですよね。Wo-WoWoWo Wo-WoWo で声を張り上げることを全く否定はしませんけど、ライブの楽しさを噛み締めるだけが約アテの本質じゃないだろう。1年に1度の逢瀬、一刻一刻と過ぎていく愛する誰かとのかけがえない時間、そういったものを藤永龍太郎氏の巧みな情景描写の上にトレースして、狂うほどの切なさと美しさに浸る、これが私の「約束のアステリズム」だ!!!
熱くなりました。楽しみ方は人それぞれでいいと思います。
M14. Million Futures
日頃声出さなさすぎ雑魚オタクなので大サビ前の「みーりおんふゅーちゃーず(濁声)」で声枯れてた。大半が真面目な数多のいのり曲の中で突出した電波ソングであり、その難解な歌詞は今でも聴くものの解釈を拒む―。「恐れず良い方の未来に向かって自分の足で突き進んでいこうぜ、何も怖くない」的なメッセージなんだと思いますが、よく分からなさすぎて私はこの曲は音と雰囲気だけで楽しむことにしました。考察は職人に任せた。とりあえずぶち上がれて超楽しかったです!!!以上。
Interlude(エモムービー)
WWWなのにやたらブルコンの良いかほりがしました。おばちゃんのキーボードが奏でるBGMが良すぎ、エモすぎ😭
ブルコンのコンセプトというか雰囲気が大好きなのでキーボードソロ本当に感動しました。でも頻尿なので神奈川2日目はこの間に花摘みに行ってた、ごめん。
M15. Well Wishing Word
WWW2 の魅力とか好きポイントとかそんなこと考える暇もなく、ただただ流れてくる music に身を任せ、体をくねくねさせながら、通路側席で完璧な振りコピ(自認)をして自己満に浸りました。ハロホラの衣装も可愛かったけど、今回のもガーリーでまた良き24。
M16. While We Walk
WWWⅢのアウトロから WWWⅠ のイントロに繋がる流れがあるので WWWⅡ が出た時点でまぁ来るでしょって感じで満を持して登場。出だしの「生まれた日から」から最後までずっと歌がとても良かった。特に仙台公演ではバンドとボーカルで出だしがずれてしまうハプニングがあったが、バンドメンバー(イッフィーさんだったかな?)といのりちゃんはお互い顔を合わせて阿吽の呼吸ですぐに修正。過去のライブ時点よりもさらに進化、深化したいのりバンドへの信頼感が垣間見えて MC で言ってた「いのりバンドが後ろにいるから大丈夫だって思える(意訳)」の言葉を裏付けるような一場面でした。ここに限らず、本ツアーでもミスはいくつかあったけれど、チームいのりの素晴らしい連携プレーで乗り越えた場面がありましたね25。また、いのりさんも精神的な余裕を持ってライブに立てるようになったのだなぁと新規オタクの私が見ても思います。
話が逸れましたが、信頼と実績の栁舘周平・神が世に送り出した WWW シリーズの締めくくりとなる作品なだけあり、1,2 を歌詞やメロディの節々で連想させつつも、3 だけが持つ神秘的でロマンチックな空気感を、美しい歌声と生バンド演奏で存分に堪能でき、大満足でございました。
M17. Winter Wonder Wander
やばいねこれは。やばい、やばいよ。町民集会2021 から歌唱がさらに進化してるんだもん(特に大サビ)。町民集会2021の WWW1 を聴いた時は、 YD 氏のオリジナルアニメーション付きで季節補正もかかってそれはそれは甘やかで魔法のような時間だったけれど、生バンドと4着目による演出補正で聴く WWW1 、最高でした。会場にいた人全員、老若男女問わず、この時のいのりちゃんに恋をしたと思う、ガチで。
みんな言ってるけどやっぱりぴあアリ限定の雪の演出は良かった26。ツアーで計4回 WWW シリーズが聴けたのは人生の糧です。
MC4
衣装の話とスタンドマイクを取り出すくだりは覚えてますが、WWWの感動に包まれていたのであまり覚えていない。
M18. 僕らは今
ファンの間でやたら人気だけど、音源でもライブでもいまいち感情が乗ってこなかった曲だったことを告白します。サウンド自体は好きで、最初静かに始まって、盛り上がって、またストンと落ちて、みたいな構成もライブ向きでテンションが上がる曲だなぁとは思ってましたが、歌詞が「誰1人かけても決して生まれない」「神話を作る」とか響きはかっこいいけど、いや1人くらいトイレ行ってても神話になるだろとか、ちょっと酔いすぎじゃ無い?と天邪鬼な私は思っていた節がありました27。今回のツアーで、声出しアリの「僕らは今」を聴いた感想としては、
なんやねん、クッソ楽しいじゃん。この曲はライブで声あげてこそ意味があるなと改めて思いました28。やっぱり神話は言い過ぎなのかもしれないけど、未来まで語り継がれる宝物のようなキラキラした思い出であったのは間違いありません!
やっぱり声出し解禁ってのが今回のライブツアーのキーファクターで、「どうにもならないこと 報われない日々だって どれほど追いかけても 遠くても」の言葉が一層重く響きました。
EN1. Shoo-Bee-Doo-Wap-Wap!
HH ツアーでバンドメンバー紹介枠だったシュビドゥワ兄弟の兄を回収。トロッコ曲だったので、かなりファンサに忙しそうで、途中で歌詞が吹っ飛んで「なんだっけ?」と飛び出してしまった場面29もくっそ可愛かったです。座席の都合上、今回のツアーでトロッコの恩恵には与れなかったのでちゃんとステージで歌ってほしかったとは思いますが、双眼鏡で背後からツインテ拝めたのでヨシ。
EN2. Future Seeker(兵・MM1)/ ココロはMerry Go Round(宮・MM2)
Future Seeker は去年ここのセトリポジだった『今を僕らしく生きてくために』に似てましたね。この2曲、アルバムでも隣同士で2曲で1曲と言ってもいいくらいに姉妹的なポジションにあると、勝手に思ってます。ちょっと真面目な姉『今僕』ちゃんと、明るく快活な『Future Seeker』30
ココロはMerry Go Round はシュビドゥワ兄弟の弟分ですね。サビの振りコピ大好きマンなので通路側で一生多動オタクやってました。間奏における光(キンブレ)のウェーブとメロディの美しさ、その後のギターのカッコよくも切ない叫び、そして「Brand New Day」からの落ちサビのなんとロマンティックでメロウなことでしょう… 個人的にお気に入り曲31なので、仙台サンプラザでイントロを聴いた時は心臓が沸き立ちました。
MC6
EN3. Ready Steady Go!
ハロホラからのオタクなので声出し RSG は実は初32でした。声出せる RSG 、楽しすぎるだろ!声出しすぎてカーテンコールでゴホンゴホンやってたw
ひたすら脳死でタオル回してたので歌のことは何も覚えていません。特に仙台は本当にステージ至近だったのでアドレナリンドーパミンドバドバでなんか終わってからもしばらくフワフワしてた記憶しかない。やったことないけど、ライブでドラッグみたいなキマり方することはなかなかないので自分に驚いたよね。
MC7(MM2)
泣きそうになりながらも大きなぱっちりお目目で涙を蓄えるおいのり、尊すぎた。。
W-EN. Catch the Rainbow!
CtR ライブ武道館 1日目で泣いて歌えなくなってしまったと伝説のダブアン Catch the Rainbow!
4年の時を経て、声出しが解禁されて、再び関東公演千秋楽の大トリとしてセトリ入り。前の記事ではダブアンは CtR かイノフラかと書いた気がしますが、ど真ん中ストレートでしたね。この日の会場の熱気と興奮は今でもときたま思い出すほどでした。泣き崩れて立てなくなってしまった、と言っていたFFさんもいらっしゃいましたが、CtR 武道館にいたオタクがどのような想いでここまでいのりライブに行くことを選択し続けていたか33を考えると決して驚くようなことではないと思います。
さいごに
実は、去年ここまで書いていて力尽いていました(2024/11/02現在)。SCRAP ARTツアー、これまでに参加したどのライブよりも楽しかったと思っています34。各会場で会ってくれた方、ライブ後にカラオケに行ってくれた方(笑)、打ち上げに誘ってくれた方、初めましてだった方、本当にありがとうございました。毎年この時期になると、同じものを好きな人同士35で過ごせる時間は貴重で特別なものだなと実感させられます。ここまで読んでくれた忍耐強いみなさん、読んでくれてありがとう。
- 去年途中で力尽きて感想書いてない公演ある。。
- 会場から 300m ほど離れたデイリーヤマザキでオタクがトイレ行列
- 刺された箇所は、イノリにムヒをヌリヌリして欲しかったです
- 箱の大きさを生かして地方公演なのにトロッコがあったのでお得だったかも!?
- 神戸羽田間を日帰りシャトルラン移動でライブ参加、ならアリかも
- WAN ツアーが開催されていたら4年連続!
- 勘違いとか言わないで!
- 後述
- 内田真礼、三森すずこ、Claris、などかなり豪華なアーティストが勢ぞろいでした
- もちろん良識の範囲内で。ぴあアリでは多数の通路はみだしオタク監視スタッフが配置されており、居心地が悪かったのは残念。
- アコースティックなら横アリ、ロック系なら残響が抑えられているぴあアリに軍配があがるかな?
- 予想できた方、天才だと思います
- 1番が複数あるのはこの際触れないでください
- 楽曲用語疎いので正確な呼び方はわかりません
- 後日公式ツイッターにて公開されました!さすが info、仕事が早い👏
- 最後列から見た色の揃い方、圧巻でした👏お客さんも演者の一部なんだね
- その割に歌詞間違えがちでかわいい。でも今回は一度も間違えてなかった、健気な努力もかわいい。
- かいぶんしょなの!
- 逆にくらりのうたは何も考えずに聞くのが正解かもしれない
- アンコールとかコール一切なしでオールシッティングでメランコリーに酔いたい
- 詳細な内容はライブ中にメモを取ることを生業にしているオタクに譲ります
- せーの!があったのは宮城公演だけだったと後でオタクから聞きました
- 感傷に浸ること
- WWW2 に関してだけいうと HH ツアーでのセトリ構成と演出が神すぎたので、そっちの方が好みかな
- 個人的に one team とか絆とか結束とか好きじゃないけど、ああいうの見せられちゃうと流石に感動するよね
- 仙台時代の初雪を思い出しました
- 友達にいて欲しくないよね、自分もそう思います笑
- 逆にいえば声出しなしレコーディング音源は相当元気じゃない限りあんまり聴く気分にならなかったりします
- 兵庫でしたっけ?
- トリを務めるほどの盛り上がりではないけれど、アルバムの中間曲らしいアップテンポで電子音が多用されているのが特徴な気がします
- CtR アルバムで上位5位以内には確実に入るくらい好き
- バカなのでアニサマ2019はDAY1だけ行って帰宅。一生後悔してます。DAY2 に参加してたら即日いのりまち入会してたはず。
- いつかのMCで「ここに来ることを選んでくれてありがとう」といった発言があったので、あえての表現です
- セトリやライブパフォーマンスはもちろんですが、座席も神戸以外は恵まれたので
- 社会人になると、プライベートで自分と違うバックグラウンドや年齢層の方と関わる機会は本当に少ないです