パリは燃えているか?-Inori Minase LIVE TOUR 2024 heart bookmark 感想 –
We Are The Music
神戸ではこの曲がトップバッター?という戸惑いを一瞬感じたものの、程よいテンポでかつサビでのワイパーで会場の一体感を演出できることを考えると適任だったのかなと思います。落ちサビの跳びポが気持ちよく、いい感じに会場を温めてくれました。WATMはそこまでアップな曲ではないので、このライブは VOI VOI するようなセトリではないですよ、というメッセージの提示だったと解釈してます。
Sweet Melody
え?M2でもうありがとうしちゃう?ライブ締めちゃう?と思ったよ。BCやハロホラではセトリの終盤にあったので意外性がありましたね。
前回歌唱がハロホラ1だったので久しぶりだなぁという感想と、二人の新メンバーを迎えてよりアコースティックに進化したいのりバンドの演奏で聴けて本当に贅沢でした。まだ2曲目ではあるが、もうなんかしんみり聴き入ってしまいました。にゃんちーさん2のコンガ?が間奏でとてもいい仕事してました。
もう一度言うけど、ありがとうの曲が序盤で来ちゃうの、激エモでした。
ピュアフレーム
千葉公演1日目、ららアリでイントロ聴いた瞬間、ドカ沸きしました。まさかM2で日替わり来るなんて思ってもみなかったし、それもピュアフレームって…
前回はハロホラでしたが、あの時はコロナ禍のレギュレーションで声が出せず、なんとも悔しい思いをしたオタクは少なくないはずです3。興奮しすぎて正直よく覚えてないです。おかえり、ただいま。
現地でコーレスできたのは一生の思い出です。私にとっては大谷翔平選手のHRボールより価値があります。もちろん持ってないけど。
MC1
恒例の今年も開催できてありがとうメッセージと、どんなイメージのライブなのかということを話してましたね。ツアー開幕宣言、「ハートブックマークツアー、スタート!」で噛んでしまい、「私も人間なので…」と恥ずかしがるいのりちゃん。若干不穏な空気が流れる。
Ring of Smile
どうやら、リリース以来一度も歌われていない4と噂でしたが9年目にして回収5。ライブ序盤で早くもしっとりゾーンに突入したので、heart bookmark はなるほどこういうコンセプトで行くのかなどと考えてました。間奏でいのりさんが会場を抱きしめるジェスチャーをしてたのが印象的でした。6。
実はこのあたりで、今日喉の調子あんまり良くないのかな、と思い始める…7。声が細く、ハイトーンが若干辛そうに聴こえたがこの時はライブ用耳栓8してるしそのせいもあるのかなくらいに考えてました。
ほしとね、
アルバムで聴いて「これだよこれ」と思ったほどお気に入り曲だったので、キターーーって感じでした。みんな言ってるけど、カフェチェアに腰かけて9テーブルにもたれながらの、『曖昧感傷モードで いま間接ロンリネス』10の表情管理、やれすぎてて最高👏!そして声がめちゃ可愛い(あたりまえ)。
全体的には、いのり楽曲唯一無二(!?)を縦ノリをホールで浴びれたのは純粋に音楽を楽しんでる感があって新鮮でした。
ソライロ
ほしとね、の後にソライロ持ってきたの本当に良かったなぁ。個人的には茜色ノスタルジア11と日替わりかなと思ったけど来年にお預け。
これも完全しっとりバラードで、やはり序盤からしっかり聴かせるライブ構成にしているのが伝わりました。落ち込んだ時に聴いていた思い出があるので、魂の処方箋のような曲ですね。アウトロで照明がゆっくりと消え、シルエットだけになったいのりさんが舞台中央に消えていく演出は、文句なしにいい。あとスマリこと須磨和声さんの Vn. あまりに良すぎて脳内再生余裕12。ソライロももう、すまりのアウトロなしでは聴けない体になってしまいました。
歌唱に関しては張り上げる箇所もないので違和感というほどでもなかったですが、サビの部分はやはり辛そうでしたね。いのり楽曲で明るさ最下位みたいなところありますから、あえて大人しい歌い方にしているのかななどと思ったり。
バンド紹介(Catch the Rainbow!)
バラードが続いたので突然のイントロにえ?マ!?!?となった神戸の自分、いったい今まで何を学んできたのでしょうか。毎年恒例のこれで横転。
あと、ヴァイオリンのすまりの紹介でパッヘルベルのカノンを弾いてましたが、あれでCtRってカノン進行じゃんと気づいたオタクの一人です。
フラーグム
まって🖐️←これ好き
衣装可愛い。衣装可愛い。ビビッドな苺をイメージした衣装はもちろん、ちょうど良いスカート丈とブーツの組み合わせに全力オタクスマイル。高台からだったけど終始積極的にファンサ対応してたのが印象的だった13。
「ちゃんと見てるから」の斧乃木余接ちゃんみたいな横ピース、千葉2日目でもちゃんとやったよね?あれが映像化しないと僕本当に困るんだ。
Kitty Cat Adventure
過去のエントリでこんなことを書きました。
CtR のライブ以外で一度も披露されたことがないらしい。本人はこういうアイドルっぽさの演出は苦手そうなので、多分もう二度と回収できることはなさそう。
https://padachaminase.com/610/
やるんかい!!!!
神戸ではイントロ聴いた瞬間、全身の血がなんか意味分からん方向に流れたもん。やっても日替わりアンコールでしょ~とか思ってたら日替わりですらなかったの今でも夢なんじゃないかと思ってる。
キティキャでしか見られないキュートなネコちゃんダンス、兵庫公演はさすがにかなり恥ずかしがっていて控えめ、だがそれがいい。これはさすがに体温が上がりましたね。
これ現地回収できただけで本当に今年のツアー行った価値ありましたわ…成仏ってこういうことを言うんだね。
私は記憶が古すぎて振付をあんまり覚えていなかったので、しっかり振りコピできなかったのが残念。本人恥ずかしいと思うので、オタクらもしっかり踊ってあげてください。
MC2
続くMCでもさっきのは忘れてと繰り返していましたが、恥じらいが逆に可愛くなってしまうというパラドックス―――。年齢を重ねると抵抗があるけど、逆に怖い物みたさで踏み切ったけど、まだいける?といのりちゃん。全然まだ行けます、むしろこれからです。
制御式バングルライトのくだりでは、点灯を制御しているスタッフさんに指示を出して会場を思い通りに染めようとしていました14が、制御する側も慣れないのかなかなかスムーズにはいかず…笑 しかし、会場のライトがパッと点灯した瞬間は歓声が上がりました。
町民集会2024アコースティックライブから加わった、いのりバンドの新メンバー、にゃんちーとすまりの話。二人をライブツアーにも呼びたいと言ったのは本人で、その二人もまさか呼ばれるとはといった気持ちだったらしい15。
グラデーション
千葉公演での連番者が一番聴きたいと言ってた曲。私もCD音源で聴いてからこの曲の虜になってしまいましたが、アコースティックな二人が加わったいのりバンドの生演奏で聴くのは格別でした。これもかなり大人しい曲なので(兵庫・愛知公演での)喉の不調(?)はあまり気になりませんでした16。1番と2番の間のラップはCD音源ではウィスパーボイスでしたが、ライブでは地声だったという発見も。
ペンライトの色はやはり水色が多かったですが、青やオレンジ17もまばらに見られました。私は謎のこだわりで、1番オレンジ(夜へと向かうグラデーション)→2番水色(朝へと向かうグラデーション)みたいな感じにしていた記憶です。また、イントロとアウトロの精細な環境音(鳥のさえずりとか)は大きな会場でもしっかりと聞こえましたね。
夏夢
町民歴浅いので何気に初回収かもしれない。『水彩メモリー』との日替わりで、兵庫でしか聴けなかったのだけれど、正直さすがに喉が辛そうだった。情感たっぷりな歌い方だったとは思うし、曲の雰囲気もノスタルジックで水瀬いのりらしい名曲なのは間違いないのだけど…
兵庫公演の中では一番記憶が薄いので、多分声の心配か他の事考えてたんだと思う。
水彩メモリー
いのりさんのバラードで一番好きです。初めて聴いたくらいの時期、本気で泣いた記憶があります。町民集会2023でも回収はしていましたが、両国国技館の音響の劣悪さしか記憶にございません。
水彩メモリーの情感たっぷりな歌い方は本当に好きですね。ただ、愛知公演は歌声のコンディションが微妙な気がしました。一方、千葉公演はただただ茫然自失するほど美しい歌声です。感動しすぎたせいで逆に詳細な記憶が残っておらず、何も書けないというあるあるです(笑)
次ライブで聴けるのいつになるのかな~、既に待ち遠しいです。
セトリ的には、過去の思い出を振り返るという意味で、夏夢と対になってたのかも。
幕間映像
パリでの撮影ロケの様子を流しつつ、いのりちゃんがインタビュー形式で喋る感じだった。今年も内容は各公演で違います。頻尿なので愛知公演はトイレ行ってました(笑)。ここは例年通りであればブルーレイに収録されるので、頻尿で通路側席の方は済ませておくことをおすすめします。
- 違ってたら教えてください
- パーカッションの若森さちこさん
- 初っ端から怒涛の声出し曲連続セトリ、あれは伝説級だと思ってます
- 調べたら、BCの豊橋と神戸で歌ってました
- 影薄すぎてこれまで忘れてた説
- 記憶がアイマイモコなので幻想かもしれない
- 兵庫公演
- 今年も耳栓なしでは耐えられませんでした、そりゃ無いに越したことはないんだけど。
- 座っての歌唱というと、glowツアーの『Melty Night』を思い出しますね、あれもいいライブだった…
- 歌詞を考えれば考えるほど意味が分からないが、ラップ的な感じなのかな
- ハロホラの茜色ノスタルジア…😭
- 季節的にも「秋」って感じで好きなんですよね、やっぱり秋は弦楽器が映えます
- 私は、双眼鏡でイノリチャンのヒラメ筋を凝視していました
- 兵庫、愛知公演
- 兵庫公演、千葉公演で言ってたと思う。こういうのって都合合わず1回限りになっちゃうことも多々あるよね。運命ですね僕らきっと⁉
- 後ほど補足しますが、千葉公演は完璧でした
- 大閃光ではない、普通の