Switchbot ロック買ってみた
TL;DR
前々から気になっていたSwitchbot ロックがタイムセール祭りで20%引きになっていたので、勢いでポチってみた。
開封の儀




設置
(設置前に写真撮り忘れた)
設置には結構難儀したかも。住んでいるマンションのサムターンが、ボタンを押しながら出ないと解錠できないタイプのものだったので、アダプタの凹みの幅をサムターンのつまみの幅ぴったりにして、常にアダプタでボタンを押している状態にする必要があった(伝われ)。我が家は最初についていた真ん中サイズのアダプタではややぶかついているので、近所のホームセンターで適当な厚みのゴムシート買ってきて調節した。
必要が土台の高さ調整のおかげで、大抵のサムターンには取り付けられると思われる。ただし、またしても我が家のドア引き手はやたら立派なので、横向きにしないと設置できないことが判明。
ドアへの取付は付属の両面テープ(3Mの超強力タイプだと思われる)です。説明書にある通り「せめて2分」押し付けたのですが、本体の重みに耐えきれず1週間くらいで上部がはがれてきました。スチールのドアなので、両面テープに100均の協力磁石を貼り付けて対処しました。これ以降特にはがれたりずれたりはないです。
磁石にも両面テープがついていたけれど、我が家は磁力のみでドア枠にくっつくので使ってない。
設定
設定自体は極めて簡単です。アプリの指示通りにロックの校正を行って動作テスト。両面テープの接着が弱いうちにアクチュエータを作動させたりすると接着面に応力がかかるので、丸一日待ってしっかり固定されてからやったほうがいいかも。
NFC設定
付属のNFCタグに施錠(解錠)操作を記録させれば、NFC対応のスマートフォンをかざすだけで操作ができちゃうので便利。
金属製ドアの場合、NFCはドアに貼らない方がいいです。電波が干渉して反応しにくくなるかも。
操作
おなじみSwitchbotアプリからワンタップで操作できる。自動施錠(いわゆるオートロック)は1秒単位で時間を設定できます。あんまり短くすると鍵もスマホを忘れて家を出たときにオートロックされて一巻の終わりなので、短くても30秒くらいにしといたほうがいいんじゃないかな。
Google Homeとの連携も可能です(PINコードの設定が必要)。友達が来たときに玄関に出ずに解錠するとか。クラウド経由で、Bluetoothの範囲外、つまり外出先でもリモートで操作できる(セキュリティ的にはどうなんだろう?パスワード乗っ取られたら終わりですが…)。
NFCタグを使っての解錠は3秒ほどタイムラグがある印象。アプリ開いて解錠ボタン押した方が早い。
感想
良い点
物理的な動作はしっかりしている。正しく取り付けられてさえいれば、鍵がかからなかった、開けられないという経験は今のところない。鍵を差し込んであれどっちに回すんだっけとかガチャガチャやらなくて済むようになったのは非常に快適。自動施錠のおかげで鍵をかけ忘れたか気にせずに済むようになったのも精神衛生上楽ですね。
微妙な点
かけ忘れが無くなった点から見ればセキュリティを高められたように思うが、クラウドサービスである以上PWが流出したら、スマホを盗まれたら、などと考えると逆に穴を作っている気もします(そもそも住所が分からなければどうしようもないですが)。幸いにして、我が家はオートロックのマンションではあるが、同じマンションに住む人や宅配業者などはオートロック内に入れるのでゼロリスクとはいえない。それと同時に、エントランスでは物理キーを取り出す必要があり、結局鍵は持って行かないといけない2。
結論
無理してまで買わなくていい。IoTデバイスに興味がある人には、ちょっとだけ近未来体験ができるのでオススメします。あと人が来たときに話のネタになるのは思わぬ誤算でした。
こういうのも出たらしい。暗証番号を総当たり攻撃とかされたらたまらんけど、スマホ取り出さなくても解錠できるのは便利そう。前住んでいたアパートが備え付けでこのタイプだったのでキーレスで結構快適だった。